グッバイペットロス – 「さよなら」はペットロスへ
アニマルコミュニケーション体験レポート
7か月前、今年の1月（2023年）のアニマルコミュニケーション、「5年前に亡くなった猫が転生して私と再会するために、近所の母猫のお腹に入った」の報告を受けてから、特にルゥの生まれ変わりと思われる猫に出会うことはありませんでした。
そこで、アニマルコミュニケーター、彩乃さんに、現在のルゥの生まれ変わりについて知りたいと思い、セッションをお願いしました。
彩乃（あやの）さんのアニマルコミュニケーション
ココナラの「あなたの大切な動物たちとお話しいたします」
名前：ルゥ
性別：オス、雑種猫、去勢済み
年齢:2002年4月中旬生まれ2017年9月18日他界（享年15歳5ヶ月）
質問：
前回の今年1月のセッションにて、ルゥが近所にいる母猫となる猫のお腹の中に入ったことを聞いた。
梅や桃の咲く頃に誕生するとのことだったので、その通りとなっているとすれば 、4～ 5か月の子猫と考えられるけれど、今のルゥの見た目と周囲の環境はどんなふうになっているの？
今、どんなものを食べていて、何をして過ごしているの？
一緒に生まれた兄弟たちもいるの？
ルゥくん、今はどんなところにいますか？
私からは背の高い草が多く生えているような感覚を感じていますが、いかがですか？
雑草の多いところだったと思う。
雑草の多いところですか。ルゥくんはすでにこの世に誕生していますか？
誕生しているよ。
それは、僕が初めて目を開いたときに見えた光景の一つなんだ。
ルゥくんはいつ頃誕生したかはわかりますか？
誕生したころの僕は見えているわけではないから、どの季節とは言い切れない。
でも、甘い香りとさわやかな香りを感じたことは覚えている。
私からは桃色と黄色の花のような点が点在しているような感覚ですが、ルゥくんはママ 猫さんからそのようなことを教えてもらいましたか？
それともルゥくんが育っていくときに見えていた風景ですか？
僕が大きくなってから、そのことを教えてもらったような気がする。
それはどのようなときにママ （猫）さん に教えてもらいましたか？
僕たちがママの周りで遊んだりした後に、ママのそばで寝始めたときだった。
「あなたたちは色々な花が咲き、実がなっていく華やかな季節に生まれてきた。とても幸運な季節に生まれてきたから、きっといいことに繋がっていくのよ」と言われた。
ルゥくんはママ（猫）さん のお顔はわかりますか？
ママは白黒模様で小さな三角おにぎりのようなお顔。
ルゥくんとお話をしているあいだ、 キジ白っぽい雰囲気のコと三毛猫っぽいコを感じたのですが、このコたちはルゥくんのキョウダイですか？
キジ白のコは兄弟だよ。
でも三毛猫のコは違うんだ。
三毛猫さんは違うのですか？
そう。ママが拾ってきた猫なんだ
ママ（猫）さんは、三毛猫さんとどのようなきっかけで知り合いになったのですか？
僕たちが生まれてから目が開くようになって、いつも通りにママのそばで寝ていた。
遠くから小さい鳴き声が聞こえてきて、ママが僕たちを草の中に隠してからその声を探しに行ったんだ。
そのうちに鳴き声が段々大きくなってきた。僕たちは何が起こったのかと不安に思っていた。
その鳴き声が三毛猫さんだったのですね。
そして、ママさんがその三毛猫さんを連れて帰ってこられた。
そう。僕たちと大きさが変わらない三毛猫をママがくわえていた。
僕たちが不思議そうな顔をしていたのを見て、「大丈夫よ、このコはお腹を減らしているだけ」と教えてくれた。
三毛猫も僕たちと一緒にママのおっぱいを飲んで、安心したように寝てしまった。
ママは三毛猫さんを家族として迎えたのですね。
そのことをルゥくんにもお話をしましたか？
ママは、
「このコの鳴き声が、おなかを減らしていて危機がせまっているように感じた。
心配で様子を見に行ったら、泣いているこのコ（三毛猫）しかいなくておかしいと思った。あたりを見回したら、このコの母猫が亡くなっているのを見つけた。
きっとこのコを守るために犠牲になったのかもしれない。それなら何匹いても同じと思って、このコ（三毛猫）を私の子供として育てることを決めたのよ」
と僕たちに教えてくれたんだ。
ママ（猫）さんはそのような思いで、三毛猫さんを家族に迎えたのですね。
ママ(猫)さんはとても温かい心を持っていますね。
僕たちにとって、とても優しくて、時には厳しいママだった。
それでは、ルゥくんのキョウダイは三毛猫さんとキジ白さんだけですか？
例えば誕生したけれど、お別れしてしまったキョウダイ猫さんはいますか？
三毛猫を含めて、3キョウダイだよ。途中でお別れしたコはいない。
僕たちは仲良しで過ごしていた。
ただ三毛猫だけ大きくなるのが遅かったみたいで、いっしょに遊んでも、ついてこれなかったり、仲間外れのような感じになってしまったことはよくあった。
ルゥくんは目が開いたときに感じた風景で、多く茂った草地の他に見えた光景はありますか？
近くに小さな建物が見えていた。
ドアがなくて、モノは色々とあったけれど、雨が降ったときは小屋に隠れたこともあった。
ルゥくんが生まれた場所のことですが、以前過ごしたお家付近の光景と似ていますか？
たぶんだけれど、似ていないと思う。
ルゥくんと前にお話をしたときに、さっちゃんのお家の近くにいる猫さんのおなかに宿っていると言われていましたが、覚えていますか？
それは覚えている。最初はそのおなかに宿ってみた。
おなかの中で育っていくうちに、この猫さんのコとして生まれるのはよくないと思った。
どうして、そのように感じたのですか？
なんだか僕の心の中で説明しようのない危機感を感じた。
おそらく僕の魂と宿った猫の相性が悪くて、なんらかの問題を起こすと直感で感じてしまったんだ。
これはよくないかもと警告音がなるような感覚も感じて、その胎児から離れることを決意した。
それでは、ルゥくんは一旦宿った胎児から離れて、違う猫さんの元へ行ったのですね。
今のママ(猫)さんの元なら大丈夫と思ったのですね。
そのとおり。
このおなかの中だったら大丈夫と思うことができた。
ルゥくんとここまでお話をしていて感じていたのですが、以前とお話したときよりも幼く感じてしまうのですが、これは私の気のせいでしょうか？
幼く感じてしまうのは仕方がないと思う。
それは今の僕がまだ小さいという証拠でもあるから。
以前にさっちゃんたちと過ごしたときの記憶や気持ちは残っていないのですか？
そうではなく、それは「思い出の引き出し」にしまってあるんだ。
ルゥであったときことも忘れているわけではない。
今は新たな生として、一から始まっているだけなんだ。
それでは必要なときにルゥくんの「思い出の引き出し」を開けるという感じですか？
そう。必要なときに必要なものを取り出せばいいと思う。
いつでも「ルゥ」だったときのことなどの「以前のこと」を全部意識していたら、僕の方もパンクすると思う。
子供っぽいルゥくんとお話をすることが初めてですので、とても新鮮に感じていました。そして今の子猫さんの中でどのような感覚で生きているのかを教えてくださいまして、ありがとうございました。
それでは、ルゥくんの現在の身体の柄はどのような感じですか？
僕も全身を見たわけではないから、しっかりわかっているわけではないけれど、白に黒のブチ模様が入っていると思う。
それは「ルゥ」くんのときとほとんど変わらない模様の入り方ですか？
いや、黒色はルゥだったころよりも多いかもしれない。「牛柄」のような感じかな。
それに模様の位置は違うと思う。
尻尾は黒ですか？
尻尾は全体に黒いけれど、白い毛も見えるのかな？という感じかも。
もう一度お伺いをしたいのですが、ルゥくんが誕生した場所はさっちゃんのお家から離れていますか？
きっと離れていると思う。
（*彩乃さんの感覚では家から50㎞圏内とのこと）
それは僕が目を開いて感じた光景が、ルゥで過ごしたときに知っている場所ではなかったから。
ルゥくん期の子猫さんだったときに見た光景とも違いますか？
きっと違うと思う。今の僕が見た光景は背の高い草に囲まれた感じだった。
走っても抜け出せないようなぐらいに広い感じだった。
おそらくママ(猫)さんは色々と移動していたかと思うのですが、ママ（猫）さんと一緒に過ごされているあいだにルゥくんが見てきた光景を教えてください？
田んぼがあるところを通った覚えがある。
後は小さい池見たいなのがあって、ママは「ここには近づいてはダメ」と言っていた。
他にも小さい川みたいなのが流れていたのも覚えている。
ルゥくんのお話をまとめてみますと、「田んぼがある近くの空き地みたいな場所」で生活をしていたという感じですか？
そんな感じだったと思う。
とにかく田んぼが多くて、田んぼの手入れをする人か散歩で通る人ぐらいしかいなかったから、とてものんびり過ごしていた。
ルゥくんたちはママ（猫）さんのおっぱいの他に何を食べて過ごしてきましたか？
ママが捕まえてきたものを食べていた。ネズミやモグラすずめとかのお肉になるものと時には虫も食べたこともある。
最初のうちはママが一回よく噛んで吐き出してくれたものを食べたりしていた。
だから何のお肉かよくわかっていなかった。
そのうち、狩りの仕方とかも教えてくれるようになった。
ルゥくんたちはサバイバル的な生き方をしてきたのですね。
現在おそらく生後5か月前後だと思うですが、すでにママ（猫）さんから独り立ちをしていますか？
ママの方から離れていったという感じかな。
ルゥくんは一匹で過ごしているのですか？
私からはコンクリートの建物のような部屋の中にいるように感じているのですが、これは関係ありますか？
その建物と関係がある。
僕がいる場所は僕一匹ではなく、多くの猫がいるところなんだ。
その場所の環境は、寒すぎたり、暑すぎたりしませんか？
悪い環境の場所ではないよ。
それは人が言う「保健所」や「愛護センター」や「シェルター」と言われるような場所ですか？
それで合っていると思う。
どういう場所かは断定できないけれど、僕がいる場所にやってくる人たちは優しいし、お世話もしてくれるから安心している。
ルゥくんはママ（猫）さんから独り立ちした後に、今いる場所に辿り着くまでどのように過ごしたのか教えください。
ある日、ママが僕たちに「移動するよ」と声をかけた。いつも違う狩場にママが連れて行ってくれるのかなと思ってついていった。
でも行ってみると、前にいたところよりも人がいる場所だった。
野良猫さんとして過ごしてきた立場では人が多めにいる場所へ出てしまうと、怖く感じませんか？
僕はそんなに怖くは感じなかったけれど、三毛猫はブルブル震えていたんだ。
キジ白は「なんでこんなところに来たの？」と不思議そうな顔をしていた。
ルゥくんは大丈夫でも他の猫さんは恐怖感を感じていたのですね。
ママ猫さんとはここでお別れしたのですか？
そう。ママとはここで別れることになった。
ママが、疲れたから、みんなで休もうと声をかけて、みんなで固まって休めそうな場所で休んだ。
ぐっすり眠って目が覚めたら、僕たちだけになっていてママの姿は消えていた。
ルゥくんたちは、この親子離れで恐怖感を感じませんでしたか？
僕はそのようには感じなかった。
いつかは親から離れていくこともあると思っていたし、わからないことがあったら「僕の引き出し」を開けてみればいいと思っていた。
ただキョウダイは震えて固まっていた。
その様子を見て、すぐに人に助けてもらった方がいいと僕は判断した。
ルゥくんはそのように判断したのですね。どのように人に保護してもらったのですか？
それは猫の情報網を使えばいいんだ。
他の猫たちが多く集まりそうな場所は、周囲の猫の動きを見ていれば分かる。
そして、猫たちがごはんをもらっている場所を見つけていった。
何よりも最初はごはんを食べることだったから、キョウダイたちを連れて、そういった場所を探し続けた。
ルゥくんの後ろをキョウダイたちは素直についてきましたか？
素直についてきてくれた。
それはきっと、ごはんを得るためにキョウダイたちも必死だったからだと思う。
餌場と言われる場所に来て、ごはんをしっかり食べることはできましたか？
もちろん食べることはできた。
餌やりさんと言われる人が、僕たち子猫の存在に気づいてくれて、子猫用のごはんを持ってきてくれて食べさせてくれたこともあった。
キョウダイたちは素直に食べましたか？
最初はごはんの中身(ドライフード)を見て、食べるのをためらっていた。
でも餌やりさんがミルクを入れてくれて僕が率先して食べたから、「大丈夫」と思うことができたみたい。
おなかもすいていたし、ミルクの匂いに誘われて、その後はしっかり食べてくれた。
ごはんをしっかり食べることができて、よかったですね。
もしかしたらママ(猫)さんも野生で生きるのが難しいのなら、人の手で保護してもらったほうがいいと考えたのかもしれませんね？
きっとそうだと思う。
ママはとても聡明で冷静なところもあった。
だから僕はこのママの元で育ちたいと願うことができた。
ルゥくんの中でも「ご縁」というところがあったのですね。
餌場に行くようになった後で、人の手に保護されて安心できましたか？
とても安心することができた。
僕は「ルゥ」のときの経験もあるから、この人は大丈夫と選ぶことができたけれど、キョウダイたちは「大丈夫かな」と不安そうだった。
キョウダイ猫たちは素直に保護されましたか？
最初は三毛猫が嫌がってしまって大変だった。「ママ、ママ！どうしていないの。怖いの」とずっと言っていた。
キジ白の方は固まったままだったから、すんなり保護された。
僕もすぐに保護してほしかったけれど、それよりも三毛猫の方が先と思って、「大丈夫だよ。僕も一緒にいくから」とお話をして、ずっと言葉が届くように伝えていた。
三毛猫さんはルゥくんの言葉に耳を傾けましたか？
すぐに耳を傾けてくれた。
僕の言うことなら聞けると言ってくれたから、先に三毛猫の保護を人にお願いした。
それでは最後にルゥくんが保護されたのですね。
そう。
僕はキョウダイたちが保護してもらえれば、その先は大丈夫だと思っていたんだ。
だから僕はそのまま素直についていくことにした。そうすれば三毛猫も安心するからと
それでは、今はそのシェルターみたいな場所にいるのですね。
ルゥくんはどなたかに迎えられることを待っている状態ですか？
いずれそうなると思う。
今はゆっくりケアをしてもらっているところ。外で生活をしていたからね。
お姉さんもわかると思うけれど、人にとって良くないものなどを持っていないかをチェックしてもらっている。
他のキョウダイ猫たちはいかがですか？
どちらとも大丈夫だと思う。
三毛猫の方がちょっと風邪にかかっていたようだった。
くしゃみしていたけれどお薬をもらって、ご飯はしっかり食べている。
キョウダイ猫たちは迎えてもらえる家族は決まっているのですか？
どうも三毛猫の方は決まっているみたいなんだ。
この建物によく顔を出している人が一目ぼれをしたみたいで、三毛猫の体調がよくなったら、お迎えしてもらえるみたい。
三毛猫さんにご縁があってよかったですね。
僕もよかったと思っている。
三毛猫は僕たちよりも小さくて、庇護欲が強めなタイプだったから、迎えてくれるお家があることは素敵なことだと思っている。
キジ白さんの方はいかがですか？
ちょっと不安そうにしているけれど、僕の姿は見えているから安心できるみたい。
ちなみにルゥくんたち3匹の他に一緒の部屋にいる猫さんはいますか？
他に5～6匹見える。
ただお互いにケンカになったりしないようにいくつかのサークルやゲージの中に入っているという感じなんだ。
ルゥくんは、キジ白さんと一緒に家族に迎えてほしいと思っていますか？
僕はそこまでこだわってはいない。
迎えてもらった場所で僕の位置を決めればいいと思っているから。
キジ白はそう思っていないかもしれないけれど、芯はあるから、きっと新しい場所で自分の位置を作ることはできると思う。
もし貰われたお家に先住のコがいてそのコが頼りになるコだったら、すぐに安心すると思うから大丈夫だと思う。
ルゥくんは、今でもさっちゃんに再会したいと思う気持ちは変わりませんか？
その気持ちはある。
でも、前にも言ったようにさっちゃんが「もういいかな」と思えば、それでもいい。
僕は僕の生き方をすればいいんだ。
もしさっちゃんがルゥくんと再会したいと願われたら、何かヒントになることはありますか？
ヒントは僕の目を思い出してほしい。そして慌てて見つけようとしなくていい。
よく観察して、僕を見つける気持ちを持ってほしいなと願っている。
急いで見つけなきゃと思うと逃してしまうと思う。
例えば、10匹の猫がさっちゃんの前にいたとしたら、絶対に僕がそこにいると思うのではなく、ゆるやかな気持ちで見てほしいと思う。
要は慌てずに情報を集めてみること、例えば様々な里親会や情報サイトをのぞいてみて、1回で決めようとしなくていいということで合っていますか？
そうだね。
僕を探すゲームのようにワクワクしながら、楽しんでほしいと願っている。
ルゥくん、このお話をしているあいだ、チョコがついたお菓子の中にある他の色のチョコを探すようなイメージを感じているのですが、そのような感覚で合っていますか？
そんな感じだね。
例えば、チョコレートポッキーがあったら、その中のストロベリーポッキーを探せばいいということ。
でも「絶対見つける！」と気持ちが強くなってしまうと、僕を見つけにくいと思う。
それはクジを引くような感じですね。
でも、もしチョコが付いていないポッキーの先だけでクジを引くような場合だと、難しくはありませんか？
いや、単純で簡単なことだよ。
袋開けてしまえばいいんだ。そして色々な視野でみればいい。
開ければいいと発想の転換をすればいいことだと思う。
ここへきて、以前のルゥくんらしさを感じておりました。
ルゥくんもこのようなお話をするのが楽しく感じていますか？
発想の転換をすることは、僕にとって楽しくワクワクする世界なんだ。
例えば、もし僕を選べなかったとしても大丈夫。
それは、ルートを変えればいいのだから。
ルートを変えてみるとはどのようなことですか？
何度でも生まれ変われるし、出会うチャンスを作ればいいと思っている。
先にも話したように、今いる身体から魂が出ればいいし、その代わりの魂は自然と入っていくから大丈夫。
ルゥくんの発想は、今も変わらず柔軟ですね。
僕はこの柔軟をとても楽しみながら過ごすことが好きなんだ。
だから前にも言ったように、僕を家族に迎えることを無理しなくてもいいと思っている。
逆に言えば、僕にも選ぶことができるということでもあるからね。
そして、もし僕を見つけられなかったとしても、僕は何度でもチャンスを渡すこともできるんだ。
それぐらいに僕は今ある状況を楽しむことにしている。
ルゥくん、色々と教えてくださいまして、ありがとうございます。ルゥくん、最後にさっちゃんにお伝えしたいことはありますか？
僕はある程度自由な環境下にいる。
最初は野良だったけれど、今は人の保護下にいるから安心してほしい。
もし僕のことを探してくれるのなら、情報を集めることや頭を固くしないでほしい。
もしかしたら、すぐ近くにいるかもしれないし、離れたところにいるかもしれない。
そして僕が特に感じているのは、さっちゃんの目のこと。
目の潤いは大切なことで潤いを忘れないでほしいし、モノを見るためモノ大切にしてほしいなと願っている。
ルゥくんとお話をしておりますと、さっちゃんのお家のことも浮かんでくるのですが、それはルゥくんが生まれ変わってから、さっちゃんのお家に様子を見に行かれたりはしていますか？
生まれ変わる前は様子を見に行っていたけれど、今はママやキョウダイ猫のこともあったから、会いに行っていない。
でも僕がさっちゃんのお家で過ごしてきたことを思い出せば、その気持ちを飛ばすことはできるはずなんだ。
さっちゃんが机に向かっている後ろ姿を見たり、おばあちゃんとお話をしているところも感じている。
だから、さっちゃんも色々と抱え込みすぎないでほしいなと願うこともできる。
ルゥくん、ここまで多くのお話をしてくださいまして、ありがとうございました。
いつかさっちゃんとルゥくんが素敵な形でご縁が繋がりますことを願っております。
感想：
ルゥの生まれ変わりが人の手によって保護され安全な場所にいると聞き、安心しました。
一方、私はルゥを迎えたい気持ちがあるものの、ネット上などの里親募集サイトや里親会などで探す気持ちには以前からなれないのです。
たくさんの不幸な動物たちの中から選ぶという行為（ある意味、「命の選択」）が今回の私の場合（ルゥの生まれ変わりを見つけ出すという行為）、自分のエゴのように感じられること、選んだ後に「何かルゥと違う」と後悔するようなことは決してあってはならないといった考えがあります。
里親募集サイトから動物を選ぶことを決して否定しているわけではありません。飼い主となって1つでも多くの命を救うことは尊いことであり、動物たちの環境のためになります。私自身はルゥの生まれ変わりを探すために選ぶとなると、その際に平常心を保つのがどうしても難しくなってしまいます。
また、人が選ぶ際に、複数の動物がいた場合は通常、器量のよい子、手間のかからない子（育てやすい子）、健康そうな子を選ぶ傾向があると思います。「この子はブサイクできっともらい手がつかないだろうから、自分が引き取ってあげよう」という立派な仏のような考えをもつことはできないかもしれません。
自然な形での出会いがあることを願っています。
1つ気になることがあり、以下のように彩乃さんに質問しました。
ルゥが「最初に家の近所の母猫のお腹に宿ったけれど、危機感を感じて、離れて別の母猫のお腹に入った」と言っています。以前にも魂の入れ替わりについて、彩乃さんに質問したことがございますが、どうしてもこれについて受け入れがたいのです。
現世は「修行の場」ということをよく聞きます。一方、今、魂が入っている体がいやだから、別の体に移るということ。もし、簡単にこれが可能であれば、誰でも、病気や苦労の多い人生を避けて別の体に移動したいと思うはずです。
ここがどうしても腑に落ちないのです。
アニマルコミュニケーターさんには、アニマルコミュニケーションの教えを受けた先生によって、魂の入れ変わり（スピリチュアルの世界では「ウォークイン」というようですね）について肯定する人とそうでない人がいると思います。
人の一生でも嗜好や考え方の一部の変化はあるかもしれませんが、それが魂が入れ替わったせいだとしたら、魂という存在が軽すぎるように感じるのです。その人を支配するとまでは言わないまでも、魂はもう少し根源的なものであると感じているからです。
例えば、最初のお腹の中で胎児のときに、何らかの原因で死亡してしまい、その後に別の母猫のお腹に入ったということでしたら、「ああ、そうだったのか。大変だったんだ」とすんなりと受け入れられると思いますが。
ウォークインの考え方をよくあることとして認めてしまうことで、スピリチュアルを信じない人々が非現実・非論理的（スピリチュアル世界のご都合主義）として、さらに彼らが魂の存在の否定を強めてしまうようにも感じてしまうのです。
彩乃さんからの返信：
腑に落ちないことを率直にお伝えしてくださいまして、ありがとうございました。
確かに「魂の入れ替わり」はアニマルコミュニケーションの中でも、賛否両論だと思っております。
これはアニマルコミュニケーションをスピリチュアルと同等に解釈されるか、解釈しないかにも、状況のとらえ方が全く違うからだと個人的には思っております。
また「魂を軽んじている」というように、Sachiさんが思われることも正しいことだとも思っております。
倫理観は人それぞれだと日頃から思っておりますので、この手のお話はお伝えするのが、とても難しく感じております。
これからお伝えさせていただきますが、その点で不快に感じておりましたら、大変申し訳なく思っております。
この箇所のところを、私なりにお伝えさせていただければと思います。このことがSachiさんにとって「理解しがたい」と思われても、私が不快に思うことはございませんので、その点ではご安心くださいませ。
それでは、お伝えさせていただきます。
私とルゥくんがお話をしたときは、私も魂の入れ替わりのことで「そんなに簡単にできることなのか？」と感じておりました。
ルゥくんがお伝えしたかったことは、
「病気などの苦労の多いこと」を放棄したのではなく、
「器になる胎児および母猫との相性のこと」を伝えたい方を強く感じておりました。
最初に宿った母猫と「相性が悪い」とお伝えしたのは、「心の相性の問題で、この胎児に宿っていると(ルゥくんの)魂が生き続けることが難しい」という感覚でした。
そこで無理をして、短い猫生で終了をしてしまう可能性が高いのなら、この胎児や母猫と相性の良さそうな別の魂が宿る方が、この胎児(子猫)が長く生きることができるのではないかというルゥくんなりの解釈をされたように感じておりました。
私がこのお話をされたときに、ルゥくんは「僕が宿ったままでいると、このコ(胎児)は生まれて間もなく母猫か別の猫に殺されてしまうかも」という危機感を伝えてきておりました。
ルゥくんは、自分が殺されてイヤだから離れたというよりも、胎児（器）を守るために「魂の交換」を選んだという感じでいらっしゃるかと思っております。
今回はSachiさんが言われている「スピリチュアルのご都合主義」や魂の存在を否定していると感じられるお気持ちにさせてしまいまして、大変申し訳なく感じております。
拙い説明になってしまいまして申し訳ございません。
こちらで回答になっておりますでしょうか？
返信をありがとうございます。彩乃さんがお伝えされたいこと（魂の入れ替わりの是非は別として）、よく理解しました。
ルゥの生まれ変わりが、2度目に宿った母猫について
＞ママはとても聡明で冷静なところもあった。
だから僕はこのママの元で育ちたいと願うことができた。
とセッションで言っていたことを聞いて、「ルゥならきっとそう願うに違いない」と、私はそのとき納得したのです。
実は、ウチの近隣にいる最初に宿った母猫と思われる猫は、ごく平凡な猫です（あくまで見た感じですが）。知性というものが遺伝するとしたら、ルゥもこの猫と同程度なのだろうかと、ちょっと違和感があったからです。
個体の知性や賢さが、遺伝によるものなのか、魂からずっと引き継がれるものなのか、後天的に与えられるものなのかはわかりませんが、その猫とルゥは親子としては不釣り合いかもしれないなと感じていました。
彩乃さんが返信の中でおっしゃっていた
＞魂の存在を否定していると感じられるお気持ちにさせてしまいまして、大変申し訳なく感じております
このことについてですが、私がそう思うのではないのです。世の中には、魂と聞くと、「世の中に存在しないものを信じる人達は気が狂っている」と考える否定論者が少なくありません。
私はサイト運営にあたり、そのような人たちに、「死んでも魂は残り、転生もするんだよ」という例を挙げて、少しでも魂の存在を理解してもらえるようになればと考えています。
しかしながら、世の中には魂についてのうさんくさい話や人を騙すような金銭主義の商売も多く、かえってそれが否定論者から「それを信じる人たちは狂っている」と思われる原因にもなっています。
ですから常に、腑に落ちない点があれば、なぜそうなるのかと考え、筋が通るようにしたいと心がけています。
ルゥが推奨しているという、「頭を固くしないで柔軟にして」とは真逆の考え方になりますが、ルゥなら私の性格もわかっているはずですから、今回の私の考え方も理解してもらえたらと思います。
本当に、何度もありがとうございました。
彩乃（あやの）さんのアニマルコミュニケーション
ココナラの「あなたの大切な動物たちとお話しいたします」
掲載日：2023年8月17日
